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執筆者の写真サンゼ

「やっても意味ないじゃん」の乗り越え方

更新日:11月11日

こんにちは、映像クリエイターのサンゼです。

ラボメンバーの方からいただいたお便りに音声でお答えしていきたいと思います!なかなかの熱量のある質問だったので、僕もできる限り言葉にしてお答えしました。


ラボメンからの質問募集は変わらずしていますので、よろしければページ下部のGoogleフォームから投稿してください。全てに応えられるかはわかりませんが、できる限り応えになるように努力します!



■お悩み内容

私はフリーランスとして約15年、企業広報系(主に採用媒体)のライターとして活動しています。


2023年10月頃、何か新しい事業にチャレンジしたいと思い、そのチャレンジとしてAfterEffectsのスキルの習熟(映像制作事業)を選択しました。理由は、長年ゲームをはじめエンタメ系の趣味に親しんできたこともあり「自分も人をワクワクさせる映像を作ってみたい」と思ったからです。


年齢も年齢なので、最初はあらゆる操作に四苦八苦し、ライター業とAfterEffectsの勉強の両立は身体的にキツいものがありました。ですが2024年1月頃には基本的な操作でつまづくことはなくなり、「AEが好き」「趣味はAE」と言えるほど、自身の生活の潤いにもなっています。


2024年5月頃、初めてAfterEffectsを使ったサービス紹介動画の制作案件を受注できました。それをキッカケに、現在も細々と案件をいただくことができています。幸いなことに継続でご依頼くださるクライアントにも恵まれ、現在は従来のライター業、そして新規で始めた映像編集業の二足のわらじで活動しているという状況です。


それ自体はありがたいことなのですが、AfterEffectsを始めたキッカケでもある、エンタメ系関連の案件受注には未だ至っていないこと、その受注のキッカケすら見えないことに少し悩みを感じています。


現在、営業で使っているポートフォリオは「受注実績」がメインです。つまり「クライアントの要望に基づいて何を作ったか」を示すものになっています。これはこれでもちろん大事なのですが、「自分が今後どんな案件を取っていきたいか」を示すものにはなっていないのも確かです。


そのため、年末から来年にかけて「自分が今後取っていきたい案件」が提示できるような、自主制作物を中心に据えたポートフォリオを作り込んでいきたいと考えています。仕事と並行していくことを考えると、期間も労力もそれなりに必要になることも覚悟しています。


ただ、事業として行う以上、「年齢のハンデ」や「労力に対する見返り」などがどうしても頭をよぎってしまい、「費用対効果を考えればやめたほうがいい」と客観的に断じてしまう自分もいます。そして、そう断じる自分の考えが「AEが好き」「趣味はAE」という熱量を超えてきてくれないことに、もどかしさも感じています。


サンゼさんは、見返りがあるかどうかわからない中、時には心ないコメントを浴びせられながらも、あれほどの素晴らしいチュートリアルの数々を作り上げられました。制作当時、もし現在の私のように「今、これをやっても意味や見返りがあるのかどうか」について悩んだことがあれば、ぜひ当時の心境や、乗り越えるための活力になったことなどを聞かせていただければと思います。


あと、私のようなシニアの未経験者が、映像業界で花開いていこうとしている姿というのは、長らく映像業界で活躍されている方から見るとどういう風に映るものでしょうか?曖昧で答えにくいかもしれない質問だとは思いますが、差し支えなければ聞かせていただければ幸いです。



▼サンゼからのアンサー動画

記事の続きは…

sanze-echo.com を定期購読してお読みください。

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