サンゼ監修の映像編集向けパソコン Lepton Motion Pro(レプトンモーション プロ)をご紹介します。このマシンはサンゼとBTOパソコンメーカーのSycom社とのコラボモデルです。
「映像クリエイターが安心して作業できるパソコンを作りたい」という思いで生まれました。Motion Proは映像クリエイター向けに、サンゼがパーツ選定したものがベースになっているので、標準構成でも十分に映像編集とモーショングラフィックス制作が可能です。
ちなみに、サンゼ自身もSycomのパソコンを10年近く愛用していて、このマシンで5台目です。BTOメーカーなので「自作PCに興味はあるけど組み立てるのは難しそう…」という方にもオススメです!
■Sycom ホームページへ
■Sycom割引コード
この度、Sycomさんのご厚意で、特別に3000円割引のクーポンコードを頂きました。
購入時の通信欄に「サンゼ割」と記入するだけでOKです。この機会にぜひご検討ください!しかも、この割引コードはSALEの時でも使用できます!また、サンゼ監修のマシン以外にもお使いいただけます!
■サンゼおすすめのカスタムの紹介!
カスタムについては、サンゼのYouTubeの生配信でも多く質問いただく内容です。「ビギナー向け」「中級者向け」「上級者向け」の3パターンのカスタムを考えました。テンションが上って勝手に画像を作ってしまいましたw
※URLをクリックするとサンゼがカスタムした設定が反映された状態でページが開きます。
下記のリンクはサンゼへ紹介料が入るアフィリエイトリンクです。サンゼの活動へのカンパになるので良ければ下記のリンクから購入を検討いただけると嬉しいです!記載している金額は2024/6/10時点の金額です。
■ビギナー向け 標準構成モデル 299,930円(税込)
標準構成モデルですが値段とスペックのバランスもとれ、ひとまずこれがあれば After Effects でも Premiere Proでも一通り快適に作業できます。
CPU:Core i7-14700K (3.4Ghz/20コア)
メモリ:32GB
ストレージ:SSD 500GB
GPU:RTX4060 8G
■中級者向け 3DCG制作用カスタム 376,040円(税込)
CPU:Core i7-14700K (3.4Ghz/20コア)
メモリ:64GB
ストレージ:SSD 500GB / M.2 SSD 1000GB
GPU:RTX4070 12G
3DCG制作を想定してカスタムしました。CPUはもともとクロック数が高いので据え置き。
メモリ、GPUメモリを増設。個人制作の3DCGであれば大いに貢献してくれると思います。
更にストレージはOS用の500GBとは別に、動画素材用に高速な「M.2 SSD」を1TB増設しました。
■上級者向け ハイパフォーマンス静音カスタム 540,660円(税込)
CPU:Core i9-14900K (3.2Ghz/24コア)
メモリ:128GB
ストレージ:SSD 500GB / M.2 SSD 1000GB
GPU:サイコムオリジナル静音 RTX4070 Ti 16G
更にハードな3DCG制作を想定したカスタム。CPUのマルチコアが更に高いものへ変更し、メモリも128GBへ大幅アップグレードしました。さらにGPUも負荷が高い処理に耐えれるようビデオメモリが多いものへアップグレードしサイコムオリジナルの静音性モデルを選択。これだけのスペックがあれば長いあいだ付き合える相棒になると思います。
■パソコン内部のパーツの解説
本当にザックリ解説します。カスタムの参考にしてみてください。
CPU
人間で言うところの脳みそで、すべてのアプリケーションに影響が出てくる。
GPU
グラフィックボードと呼ばれる画像を描画することに特化したパーツ。
メモリ
作業する机の大きさに例えられます。メモリが多いほど複数の処理を行っても安定します。
ストレージ
データを貯蔵します。容量も大切ですが、読み書きの高速性も大切です。ストレージの速さはPremiere Proでの作業の快適性につながるので大切なポイントです。
■メインで使いたいアプリで選択肢が変わる
映像編集をするうえでスペックは高い方がいいですが、予算の兼ね合いもありますよね。必要な部分に対して上手く分配したいところです。アプリケーションによって、それぞれのパーツへの負荷が微妙に違います。それぞれの特徴を簡単にまとめましたのでカスタムの参考に指定見て下さい。
BlenderやCinema4Dなどの3Dソフトの場合
CGを描画する際に「GPUレンダラー」という方式で処理することが増えました。そのため3D系のアプリを多く使用する場合は「GPU」にお金をかけた方がよいです。
Adobe Premiere Pro と After Effects
Adobe系のソフトの場合は、CPU、GPU、メモリをそれぞれバランス良く使っている印象があります。そのため、CPU、GPU、メモリをそれぞれバランス良く投資したほうがいいと思います。
とくに、Premiere Proで実写素材や高解像度の映像データをプレビュー再生する場合は「ストレージ」の読書速度も大切になってきます。サンゼ的には「m.2 SSD」などの高速ストレージをオススメします。容量は少なくとも1TBは欲しいところですね!
DaVinci Resolve
DaVinci Resolveは有償のStudio版であれば、GPU(グラフィックボード)を複数枚使用できます。1枚のGPUでパフォーマンスを上げようとすると割高になるケースが多いので、手頃なGPUを複数枚使用することでコスパ良くマシンを作ることが出来ます。
■マルチGPU使用の注意点
複数のGPUを使用することを「マルチGPU」と呼びます。アプリケーションによっては、マルチGPUに対応していないものもあるので、注意が必要です。
アプリケーションが対応しているかどうかは「アプリケーション名+必要システム構成」などで検索してみると良いでしょう。
2024/6/8現在
Adobe系のソフトはCPUのマルチコアレンダリングには対応していますが、マルチGPUには対応していないはずです。アドビ系のアプリを使用頻度が高い方は、複数枚ではなく1枚のGPUをパワーアップさせた方がコスパが高いかと思います。
Blender、Cinema4D、DaVinci Resolve Studio(無料版は除外)はマルチGPUに対応しています。
以上です。
ざっくばらんな説明で恐縮ですが、みなさんのパソコン選びの手がかりになれたら幸いです!
■プロの映像編集者が監修した「Lepton Motion Pro」 - サンゼこと和田光司さんのパソコンへのこだわりとは?
Sycomさんのオウンドメディアに取材してもらいました!広告制作の実務の話も掘り下げて話しているので、ぜひご覧ください。
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